いつでも眠い

夢の記録。夢なので乱文で、こっ恥ずかしいです

金髪の美女が出てくる夢

 

 ゴールデンウィーク中。家族とでかける日、駅の外から大きな声援が聞こえた。騒がしさにつられて、そちらを見てみると、駅の目の前に明治神宮か甲子園かと思うような大きな球場があり、そこで高校野球の試合が行われているようだった。観客席は保護者や高校生で満杯である。対戦校同士、応援用のピンクと青のきらきらしたスティックバルーンをリズムよく叩きながら、選手の名前を叫んで観戦してる。楽しそうだな~と思って、じっと駅から眺めていた。

 しばらく見ていると、どこからか、まるでスパイかCIAのような、金髪のグラマラスな外国人女性が現れた。細縁の眼鏡が良く似合う知的な雰囲気の彼女は、物の良さそうな白いワイシャツを着ていたが、胸部分がはちきれそうだった。

 

「いつまで経ってもいらっしゃらないので、こちらから迎えに来ました。待っておられますので、早く行きますよ」

 

 問答無用とでもいうような口調に、私はその後をついて行った。私はどうやら誰かに狙われているようだった。彼女は誰かの命令によって私の護衛を任されているらしい。駅をでて、アパートの階段をあがった。土足のまま、一番手前の部屋に入るように促された。玄関はなく、四畳ほどしかない和室に、ところせましと本が積み重ねられていた。多くは少年漫画だった。気になった本を手に取りながら、思わず彼女に訊ねた。

 

「なんでこんなにマンガがあるんですか?誰の趣味ですか」

「会長のご意見です。ここで過ごさざるを得ない場合もあるので、せめて暇つぶしに、と」

 

 つまりは、敵に追われた際に逃げる部屋のひとつであるらしかった。それ以上聞く隙もなく、彼女は再び歩き出した。四畳の部屋のとなりに、フローリングの細い部屋があり、そこを通って外に出た。アパートの近くには、若者向けの原宿系の服屋があった。このままの服ではバレてしまうから好きな服を買え、と彼女は言った。原宿系なんて着たことない・・・と戸惑いながら、無難に、短い黒のレザースカートと、大きめの淡いピンクのトレーナー、パープルのインヒールスニーカー、白の靴下を買った。かばんは、リュックにしようかトートバックにしようか悩んだ結果、少し値段の高いトートバックの方を買った。逃亡のためとはいえ、こんな高い店で買ってもらえるなんて嬉しい、と内心小躍りした。

 

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原宿系っていうか、MILKみたいなブランドの服ってわりと高いので、全然趣味ではないけど内心嬉しかった。